＜２日目＞
当初の予定ではクビンカ戦車博物館見学だったけど、現在は一般公開を止めているので、代わりにポクロンナヤ戦勝記念公園に。４年前には公園外周通路に現用戦車達が路駐状態で置かれていたのに、無くなっていて残念。登りたかったなあ。
で、戦勝記念公園には館内展示と屋外展示があるのだけど、ここは迷わず規模の大きい屋外を選択。４年前にも見たけど、その時は見学時間もあまり無く、夫婦２人だけで急いで回ったけど、今回は時間もあるし何よりも高田さんという頼もしい存在がいる！

屋外展示の前半は「丘を攻めるドイツ軍と迎え撃つソ連軍」というイメージでの実物大（というか実物）のディオラマ風展示。写真中央奥の人達はTVの撮影隊で、何やら撮影していた。

やはり時間に余裕があるので、前回見落としたものにも気付いて新鮮。４年前に「適当なでっち上げ戦車？」と思って通り過ぎたのは、T-18を即席改造した45mm砲搭載型だった。もっともこれも修復品なのかレプリカなのか。

T-26か……と思ったら、T-46-1だって。これも前回は砲塔だけ見て素通りしてた。慌ててたからなあ。

歩兵用防盾。ドイツとソ連双方の物が置いてあったけど、ソ連側のはお約束通りの雑な造りで微笑ましい。しかしこれって実際使われたのかね。弾痕らしき穴が空いている物もあったけど。
で、塹壕体験ゾーンの丘を越えると「前線へ向かう補給部隊の列と、ドイツ機の空襲で落とされた鉄道橋。そしてそのドイツ機を撃墜した頼もしいソ連軍対空砲」という内容の実物ディオラマ。


カバーがかかっているのは、雪に備えての処置らしく、ソフトスキンや飛行機のキャノピーなどが覆われていた。コモ巻きか（違う）。
鉄道の脇に何故か一輌だけパンターの残骸が。こんな状態だけど、高田さんによると「G型後期ですね」とのこと。さすがドラゴンのパンターの設計をした人は違いが分かり過ぎる男である。

この残骸に激しく反応して写真を撮りまくる我々一行。モデラーだなあ。

CMの後、お約束の警官の職務質問が！（以下次回）。

（2007/11/14）